塗装サンプル

夢工房ハイライトでは、30年間にわたって多くのバイクを塗装してきました。ここでは、バイカーズステーション誌の佐藤編集長からお借りした写真を元に、どのような塗装を行っているのかを解説します。なお、佐藤編集長にはここで改めてお礼を申し上げます。

DUCATI 900SS M.H.R.

DUCATI 900SS M.H.R.
長野県に住んでいるオーナーは、レーサーレプリカに思い入れがある一方、ツーリングが大好きだという方で、エンジンの左右にコーナーランプを備えています。カラーリングは、赤のキャンディとシルバーのツートンで、私の師匠である堀光一路さんが得意としていたデザインです。燃料タンクの筆記体のロゴに、’90年代風の感じが出ています。(オーナー:山内宗則さん)
※バイカーズステーション誌1992年7月号に掲載。これらの画像の版権所有者は株式会社遊風社です。無断でコピーしたり転載したりすると法律で罰せられます。

DUCATI LAGUNA SECA

DUCATI LAGUNA SECA
パンタF1系の高性能仕様・ラグナセカを、さらにチューンナップしたマシーンです。外装は、パワーハウスが1983年の鈴鹿8耐に出場したレーサーのレプリカで、燃料タンクはFRP製、カウルとシートはカーボンファイバー製です。黒いゼッケンスペースが8耐マシーン風ですが、独自のシルバーの塗り分けでアクセントをつけています。(オーナー:梶本真秀さん)
※バイカーズステーション誌1991年8月号に掲載。これらの画像の版権所有者は株式会社遊風社です。無断でコピーしたり転載したりすると法律で罰せられます。

DUCATI 900SS

DUCATI 900SS
1977年型の900SSをベースに、’73~’74年にかけて発売された750SS風に仕上げた1台です。イモラタンクやロケットカウル、シートカウルはFRP製のレプリカですが、実物から型取りしたもので、カラーリングも実車を忠実に再現しました。オーナーの大橋さんは一度手放したそうですが再び買い戻し、今でも大切に乗っているそうです。(オーナー:大橋弘昌さん)
※バイカーズステーション誌1991年5月号に掲載。これらの画像の版権所有者は株式会社遊風社です。無断でコピーしたり転載したりすると法律で罰せられます。

DUCATI 900SS M.H.R.

DUCATI 900SS M.H.R.
NCRレーサー風に仕上げた900マイクヘイルウッドレプリカです。キャンディ塗装は下地にシルバーを塗るので、そのシルバーをマスキングして赤のクリア塗料を塗るという方法があります。ですがキャンディは塗膜が厚く、マスキングすると端が濃くなります。そこでこのマシーンは、まず全体を赤のキャンディで塗り、改めてシルバーを塗っています。(オーナー:小原 厚さん)
※バイカーズステーション誌1991年5月号に掲載。これらの画像の版権所有者は株式会社遊風社です。無断でコピーしたり転載したりすると法律で罰せられます。

DUCATI 900SS M.H.R.

DUCATI 900SS M.H.R.
900マイク・ヘイルウッド・レプリカを750SSタイプにカスタムしたマシーンです。塗色は赤のソリッドですが、FRP製のイモラタンクはゲルコートをいったん剥してマスキングし、燃料の残量を見る窓を作りました。FRPの再塗装は、古い塗装やゲルコートを剥すのにとても手間がかかりますが、ハイライトでは喜んでお引き受けいたします。(オーナー:山本 満さん)
※バイカーズステーション誌1991年5月号に掲載。これらの画像の版権所有者は株式会社遊風社です。無断でコピーしたり転載したりすると法律で罰せられます。

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