師走押し迫る~!
年内にお引渡し出来ることに安堵しています。
都内FさんのYSSM外装パーツのリペア&ペイントとなります。
部品点数は2点のみなのですが細かく写真を撮りましたので公開します。
あらかじめお話ししますが全てのパーツをこのように修理すると言う訳ではなく、必要に(希望に)応じてやるということと、新品の部品があるのならもちろん換えるべきですし、中古で良いものがあればそれをベースに使用したほうが格安となることです。
今回は状態の良い部品が手に入らなかったことと、HP上でのネタを兼ねて作業をしてみました。(笑) ここまでやるとそれなりの料金になるということですね。
塗装を剥がしてABS部品の割れ・欠損等をアセトンで接着後、ABS樹脂を溶棒に、溶かし接着していきます。
終了後、カウルに仮付け確認済。
面を削り、ステンレスメッシュを熱で溶かし軽く埋めていきます。
強度の必要な場合は必要だと思いますが、仕上げが大変です。
エポキシ接着剤(またはエポキシパテ) で面出しを行いました。
表面はまだこんな感じです。
勿論、カウルに仮付け確認!
プラパーツ用のポリパテで仕上げ用のパテ付け。
全体にウレタンサフを吹きました。 ここで細かい傷と仮付けチェック!
研ぎ出した後、白の為の下地を吹きます。
白は割と隠ぺい力が弱く、厚吹きにならないためには手間がかかりますがこの方が良いかと…(笑)
パールベースの白を吹きました。
研ぎだす為に、濁りを吹いています。(残った白にクリヤーを混ぜたもの)
パールを吹いてクリヤー仕上げ吹きです。
仕上げクリヤーはプラ用に軟質のものを使用しました。
作業しながらの感想ですが、ナックルカバーなどの小物パーツはFRPのリプロ品が出ていますからそちらでも良いし、FRPの裏の質感や薄すぎる感じが気になる方には、樹脂でリプロ品を作るのも有りなのかも…と思いました。
実物からにコピーですので質感もバッチリです。
例えばこんな感じ。
色々楽しめそうですね。
今日はこの辺で!