店主ブログ

Y氏のDUCATI-F1 その2

MHR他で遅れ気味のF1ですが微妙には進行しています(笑)
なんせ、FRP製カウルは徹底的に修理しました。
写真で説明します。

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写真のように割れや穴の修理をお客様が自身で行っていましたので、ここは全面塗装ということで、徹底的に修理させて頂きました。

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まず、裏面の塗装を剥がす為ザンディングしました。 なぜここまで?
実はおもいの他カウルが薄かったので全面にガラス繊維を貼り込み強度を持たせることにしました。

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修理の部分を含み、クロス繊維を2枚貼りました。

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裏の(カウル全体の)補強の後、表面の割れ(ゲルコート等のクラック)の修理をします。
赤く見える部分は今回の表面に塗っていたダークブルー(Y氏の缶スプレーによる自家塗装)の下に塗っていた塗装でウレタン塗装と思われます。 その下のグレーは下地のサーフェサーで、その下の白い部分がゲルコートです。
その部分のクラックを直すには、ゲルコートを削り取り、なおかつ強度を持たせる為、ガラス繊維入りの樹脂をパテ代わりに使用してみました。 飴色がその部分です。

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パテはでなるべく薄く・・・(思うように行かない)

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アルミタンクは剥離します。 ハンドメイドの良さ! 美し~い

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プライマー塗装!
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サフまで完了!
後は他の部分もサフ吹いときます。